コーチングセッション

私の会社員時代は、「できない」「やれない」と文句ばかりのダメ社員でした。

その上、自分の権利を主張するためには、直属の上司を差しおいて、本部役員に話をつけてくるような問題のある社員でした。当時の上司からすると、扱いにくい社員だったと思います。

その頃、勤めていた会社で社内研修として「コーチング」があったのです。

コーチング研修の講師を務められたのは、今では作家として活躍されている方で、今、思えばとても貴重な体験をさせてもらっているにも関わらず、その当時の私は、「私には必要ない」「そんなこと、言われても無理」と、どこまでも後ろ向きでした。

社内にコーチングを取り入れようとしていた会社は、役員や管理職の全員がパーソナルコーチングを受けていました。すると社内では、コーチングを学んだ上司からのコーチング的な会話が聞こえるようになってきました。その会話に違和感を感じつつも、会社が何かやっている程度の認識でしかありませんでした。

そんなとき、どうしても納得のいかない事案があり、A案なのか、B案なのか会社としての方向性をハッキリと示してほしいと、上司に聞きにいくと「三田村さんは、どう思うの？」とまさかの質問返しをされたのです。そこから、私「会社の判断は、どっちなんですか？」、上司「三田村さんは、どう思うの？」、私「いやだから、会社はどっちなんですか？」、上司「三田村さんは、どう思うの？」のやり取りを３往復したところで、私「もういいです！」と部屋を出ました。

そのあと、「こんなのコーチングじゃない！」と怒りがこみあげてきて、「私がコーチになってやる！」と自分でコーチングを学ぶことになるのです。

今までコーチングを通じて、人が大きく変化する機会に何度も立ちあいました。私自身、文句ばかりのダメ社員から、２年連続業績トップで会社から表彰されるまでになりました。

ダメ社員から、業績トップの社員にはなれましたが、「今のままではダメだ」という不安感や劣等感は拭えないままでした。

コーチングを学びだしてからも「まだ足りない」とスキル・テクニックを追い求めた結果、あらゆるジャンルのコーチングスクールに通うことになります。

今では、スキル・テクニックだけを追い求めても「できない自分」はなくならないし、「今のままではダメだ」という不安感や劣等感は、私の唯一無二のリソースだと理解しています。

コーチングを通して、あなたの「自分らしさ」の探求をご一緒できたらと願っています。

三田村薫

資格

• 国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ（PCC）
• 米国NLP協会認定マスタープラクティショナー
• JADPメンタル心理カウンセラー
• (一社)日本ポジティブ教育協会認定レジリエンス・トレーナー
  
• Art of Coachingトレーナー
  

トレーニング

• 株式会社 コーチ・エィ
• CTIジャパン コーアクティブ・コーチング応用コース修了
• 株式会社NLPラーニング
• 日本スクールコーチ協会　他