介護リーダーはプレイングマネージャーとしての役割を挙げればキリがないほど沢山あります。
でも、私はもっとも重要な介護リーダーの役割は、「ご利用者の代弁者」であることだとお伝えしています。
一般的な業種であれば、こちらの対応が悪ければ、お客さんがクレームとしてあげてくださったり、表情が曇ったりされるので、こちらの対応が不味かったんだと、気づくことが容易です。でも、介護現場では ここが難しいのです。
介護リーダーが「ご利用者の代弁者」となって「今の誘導は危ないよ」「その声かけは伝わらないよ」と、スタッフに「ご利用者の代弁者」となってレスポンスする。良い時も「○○さんが寒そうにしていたの良く気がついたね」「今の声かけのタイミングは良かったと」と代弁することで、介護士としてのあり方、やる気が育っていくのだと思うのです。
新しく介護リーダーになる方々でご自身の役割を考えていただきました。
皆さん、最初は不安な表情でしたが、最後には笑顔で表情も和らいでおられました。