本日の『介護リーダー養成講座』は、
【情報共有】「たくさんある情報をスタッフ間で共有できないのは、なぜ?」でした。
介護現場では様々な情報を扱います。しかも、その情報は日々かわっていくものばかりです。
ご利用者の心身の状態や入退院の記録、通院日時、介護サービスの有無、介護サービス記録、介護計画書、
服薬の変更、食事形態など、列挙するとキリがありません。
しかも、その多岐にわたる情報を個人情報保護法により他者の目に触れる所には掲示できない決まりになっています。日々、変化していく情報を目のつく所ではなく目につかない所で管理しないといけない。
すると、余計に情報共有が難しくなります。
しかし、情報共有することでチームケアが成り立ち、ご利用者のQOLの向上につながることは
皆さんはおわかりだと思います。
では、情報共有するには何が必要なのか。
「報連相」は相手の言ったことを繰り返して確認しても意味がないのは何故なのかを詳しく解説しています。
1.「これぐらい言わなくても分かるだろう」は通じない
2.亡くなったはずのご利用者から「ヘルパー来てないけど!」のクレームの電話
3.伝達ミスで風邪のご利用者の腰にシップを貼る!?
4.お迎えの病院を間違えてヘルパーもご利用者も待ちぼうけ
5.「分かりました!」と言いながら分かってないのは、なぜ?
6.「報・連・相」は相手の言ったことを繰り返しても意味がない!?
今日の新任リーダー研修では、
「どんなチームをつくりたいのか?」をしっかりみっちり具体的します。
「どうなりたいのか?」がわからないと「どうしたいのか?」みえません。
すると、「どうしていいかわからないんです。」状態になるんですね。
「どうなりたいのか?」がハッキリして「どうしたいのか?」がわかると、皆さんキラキラされるんですよ。