「あなたは、介護リーダーの役割を明確に答えることができますか?」
私が介護リーダー研修で最初に尋ねる質問です。
介護リーダーに抜擢された時点で、自分が介護リーダーに向いていると自信をもって言い切れる人はなかなかいません。
そして、介護リーダーになった途端、今までの良さが失われてり、必要以上にスタッフに気を遣い過ぎて自分の個性をなくしてしまっている人が多いように思います。
介護リーダーが役割がわからないまま、リーダーに就いてしまうには、介護リーダー特有の理由があります。
なぜ、介護リーダーの役割が分からないままなのか事例をもとに解説しています。
1.介護リーダーになって役職手当がつくのは嬉しいけど、リーダーって何をするの?
2.そもそも、リーダーになんてなりたくなかったのに!
3.役職がない時にはバリバリ働いていたのにリーダーになった途端にやる気ダウン
4.「お年寄りと話すのは好き」リーダーになったら、ますます話す機会がなくなった
5.介護業務と管理業務どっちを優先すべき?
6.介護リーダーのあいまいな言葉が現場の混乱を招く!?
今日は、「新任リーダー研修」でした。
すでに、介護リーダーに就いている方や来月から介護リーダーに昇格する方々が参加してくださいました。
「新任リーダー」と「現任リーダー」では何が違うのか?
それは、新任リーダーは「分からないことが分からない」状態であるということです。
やってみないと分からない。
実際に自分で体験してみないと理解できない。
口頭や書面だけでは、「分からないことが分からない」状態です。
取り扱い説明書を読まずに、とりあえず電源を入れてみるといったことをしてしまう方が多いのは介護職の特徴です。
とりあえず、やってみる。
自分で体験しながら習得していく。
なので、「新任リーダー」と「現任リーダー」では課題が違うのです。
「介護リーダー養成講座」を開講します!
本講座では、介護リーダーがもつ課題を6ヶ月間かけて学んでいきます。
「介護リーダーがもつ課題とは何だと思いますか?」
これは、研修で最初に問かける質問です。
私が介護リーダーを対象に研修をしていて分かったことがあります。
それは、介護リーダーが役職に就いてから出てくる課題にはステップがあることです。
1.役割
2.指示・指導
3.スタッフ教育
4.情報共有
5.問題解決力
6.リーダーシップ
の順に課題や問題が勃発するようです。
研修では、介護リーダーがもつ課題を介護現場あるある事例をもとに6つのステップで解説していきます。