体験乗馬でお馬ちゃんの可愛さにやられてしまい、
分不相応な乗馬を習うことになった1年前。。。
「1年間だけは習おう」と背伸びした習い事すぎて足がつりそうでしたが、この1年間、紅葉の中、雪の中、桜の中、今年の猛暑の中・・・四季を感じる乗馬体験ができました。
そんで、お馬ちゃんに噛まれたり、威嚇されたりしながら、ビビりながらもお馬ちゃんのツブラな瞳に癒される日々でした。
そんで、ちょうど1年経った今日、退会してきました。
そのことを友人に話すと、友人から「後悔してる?」と聞かれたので、「へっ!何で?」
友人「だって、高い入会金と毎月の騎乗代とか払ってたんでしょう?」
私「そうだけど、何で後悔するの?」
友人「だって、高いお金払って何も残ってないじゃない。これからの人生に乗馬体験が何の役に立つの?」
私「へっ!ずっとやりたかった乗馬が体験できたから、満足してるけど・・・へっ???」
友人「私だったら、やったことを後悔すると思う。と言うか、そもそも始めないと思う」
私「後悔したくないから何も始めないってこと?それって、それで何が得られるの?何を守ってるの?」
友人「失敗しないことによる安心感かな?」
私「失敗っていうのは、何も形として残っていないってことが失敗ってこと?」
友人「そうかな・・・自分が体験したいって理由だけで始めちゃうのって、ワガママな感じなんだよね。
自分の思いを成立させるには何かしら形に残る資格みたいなものが取れるとかの理由が必要なんだよ」
私「それって、自分に対しては、どうなの?何も資格もない、役職もない自分には価値が見いだせないとか?
ってことは、他人に対しても資格や役職で見てるってこと?」
ここで、友人大泣き。。。
はいはい、スミマセン。。。
コーチをやっておりますと普段の会話の中で「それって・・・?」って問いが浮かぶことが多々あります。
それが、相手が友人ともなると、問いによりグっ刺しエグってしまった結果でございます。
結局、この何もない自分に価値が見い出せないと思っている友人と私は全く同じなんですけどね。
強く信じてるってことは、自分に価値がないと思っているからであって、今「ない」から「ある」と信じている。
ってことは、一見すると私と友人は真逆の考えのようですが、
「今の自分に価値がない」と思っているというところは全く同じってことになります。
気づかせてくれた友人ありがとう。そんでゴメンなさい。
対人関係において相手に反応する(嫌悪感など)ってことは、
自分にも同じところがあるよ〜っていうメッセージかも知れませんね。
※実際のコーチングセッションでは、クライアント様には優しく問いを投げかけますので、
只今、コーチングのクライアント募集中です(笑)