今朝のコーチングセッションは、とても興味深いものとなりました。同じ悩みをお持ちの方も多いのかなと思いましたので、クライアントさんにご承諾いただき、セッション内容をご紹介します。
クライアントさんは、とても仕事熱心な方で平日は夜遅くまで仕事に集中されるので、休日になるとダラダラと過ごしてしまう。休日は、新しい知識を学ぶ時間に充てたり、読みたい本もあるのに、お昼までベッドで過ごしてしまうこともある。もっと有意義に休日を過ごしたいと話されました。また、休日をダラダラ過ごしてしまうので、休み明けには、仕事へのスイッチが入りづらくなる。ONとOFFのスイッチの入れ替えができないとも話されました。
ゴールは、『ONとOFFのスイッチの入れ替え方法が具体的に知りたい』ということからセッションが始まりました。
コ:休みの日をダラダラと過ごしてしまったときには、どんな風に感じるのですか?
ク:「無駄に過ごしてしまったな〜」「出来なかったな〜」と思います。悲観的になっているわけではないですけど・・・。
中略
コ:起きている事象は違っても、同じように「無駄に過ごしてしまったな〜」「出来なかったな〜」と感じることが繰り返されていないですか?
ク:小学生の頃、サッカーをやっていたので、休みの日には、サッカーの練習をやろうと思いながら、やらなかった日には、同じことを思っていました。それから、学生時代にも何度かありますね。
コ:「出来なかったな〜」という思いがあるということは、「出来るようになりたい」という思いがあるからですね。「出来るようになりたい」の思いの根源となるものは、何があるんでしょうか?
ク:幼い頃、兄にだけは負けたくないと思っていました。今は、そんなこともないんですけど・・・。
中略
コ:「出来るようになりたい」という思いがあるということは、出来ない自分がいるということですね。今の自分に不足感があるから、出来るようになりたい、新しい知識を学んで成長したいと思われていのではないでしょうか?
ク:はい。確かに、もっと新しいことを学んで成長したいと思っています。
コ:休日をダラダラ過ごしてしまう自分を否定して、認められないから、葛藤されているんですね。だとすると、成長したい、出来るようになりたいという「光」だけを追い求めているからこそ、「影」となる出来ない自分も大きくなるのではないでしょうか?
ク:確かに、「影」の出来ない自分を否定して、見ないようにしてきましたし、認めてはダメだと思っていました。
コ:でも、実際、出来ない自分はいるわけですよね?
ク:はい。休みの日をダラダラ過ごしてしまうと、いつも感じますね。
コ:「影」となる出来ない自分を否定して抑圧してきたからこそ、休日になると出来ない自分を現実化していたんですね。ある意味、望み通りですね(笑)
ここまで話されて、仕事のときの「出来る自分」と休日の「出来ない自分」の両方の存在を認めていくことが大切なんだと理解を深められました。また、セッションのゴールである『ONとOFFのスイッチの入れ替え方法が具体的に知りたい』ということも、「出来る自分」と「出来ない自分」の片方しか見れていなかったから、スイッチの入れ替えが出来なかったんだと腑に落とされているのが印象的でした。
「光」と「影」の両方を受け入れたとき、初めて選択肢が生まれます。
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