 
					
なぜ、人を嫌悪したときイヤ〜な気持ちになるのでしょうか?
『人を嫌うのに勇気が必要?』でも、お伝えしましたが、
相手を嫌悪したとき、「人を嫌ってはダメだ」
「人を嫌うなんて、なんて自分は小さい人間なんだ」
と自分を責めてしまう。
実は、心が繊細で真面目な人ほど、
人を嫌いになってしまった自分のことを否定する傾向にあります。
「相手と友好な関係を築きたい。でも、嫌いなんだよな……」
この葛藤が生じるのは、心の内に相反する想いがあるからだと考えると、
実は、心の深い部分では「相手のことを好きになりたい!」
という思いがあるのかも知れないということです。
なぜ、人を嫌いになると葛藤が生じるのかを
考えるとわかりやすいかも知れません。
葛藤があるということは、相反する思いがあるからであって、
ただ「嫌い」なだけでは葛藤は生じません。
例えば、食べ物の好き嫌いを思い出してください。
ニンジンが嫌いだと言って葛藤が生じるでしょうか?
「私は、なんでニンジンが嫌いなんだろう?」と思い悩まないはずです。
ただニンジンが嫌いなだけですね。
葛藤があるということは、嫌いな人を好きになりたいという
相反する思いがあるからと考える方が自然なのではないでしょうか。
でも、そう言われると
「絶対にない!好きになりたいなんで思っていない!」
と強く反応される方もいらっしゃると思います。
では、なぜ、嫌いな人がいるとイヤ〜な気持ちになるのでしょうか?
「あの人が嫌味な言い方をするから……」
「上司が意地悪をしてくるから……」
と具体的に相手にイヤなことを言われた
意地悪をされたからイヤ〜な気持ちになったと
思われる方が大半かも知れませんが
「相手は自分の鏡」という考え方があります。
例えば、同じ桜を見ても
「春だなぁ〜何だか、ワクワクする」と感じる人もいれば、
「桜って儚いよなぁ」と物悲しくなる人もいます。
同じものを見ても感じ方は、人それぞれです。
自分の内面が外界を通して触発されて表現される。
これが投影で鏡の法則でもあります。
相手や身の周りの環境は、自分の心を写すものと考えると、
相手に対して思っていること、言っていること、していることは、
実は自分の内面にあるもの。
もっというと、相手に対して抱いている思いや言っていることは、
自分に対して自分が思っていること、
自分に対して言っている注意喚起なのかもと考えると恐くなりますね。
なぜ、自分はそう感じて、そう見えるのだろう?と考えると、
いつもと違う世界が広がるのかも知れませんね。
相手に対して反応(嫌悪)したとき、
自分の内面と勇気をもって向き合った時に、
いろんな貴重なものを見つける事ができるはずです。
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