レバレジーズ株式会社が運営するmikaruにて、コミュニケーションオフィス3suncreateの「若手・新入社員のためのレジリエンス”力”養成セミナー」をご紹介いただきました。
記事は以下よりご覧ください。
・ご紹介記事:医療・福祉現場へ新たなアプローチを!ニーズに応える取り組みを紹介
mikaruについて
『いい仕事、いい未来、ミツカル』
転職・求人メディア「mikaru」では、医療・福祉領域の全国の求人をまとめて掲載。医療福祉領域で働く方に向けて役立つ情報もお届けしています。『おはよう21』 12月号「新しい介護リーダーのための12ステップ」掲載です!
事例:些細なことで落ち込みやすいスタッフとは、どうかかわればいいの?
少し注意すると落ち込んでしまい仕事に支障をきたすスタッフがいる、失敗を恐れるあまり新しいことに挑戦しようとしない、入職したばかりなのに退職したいと言うなど、介護現場ではまわりの管理者やリーダーが気をつかってしまうレジリエンスが低いスタッフに困っているというご相談をよくお受けします。
「介護人財」2024年秋号の特集企画に掲載です!
時流にあったリーダーシップを!介護リーダースキルアップ講座2024
少し注意するとメンタル不調を訴える若手スタッフへのアプローチ
1.若手スタッフに必要なレジリエンスとは?
コロナ禍以降、理由がわからない若手スタッフの離職が増えています。現場のリーダーや管理者は、「他のスタッフと仲良く仕事してくれていると思っていたのに…」と直前まで若手スタッフが離職するリスクを全く感じていなかったと話されます。
レジリエンスとは、困難やストレスに上手く適応し、経験(失敗)を学びに回復する力のことです。介護スタッフの多くは、「やってみないとわからない」という傾向があります。そのため、多くの経験(失敗)はしています。しかし、その経験(失敗)を振り返り、次回に活かすための学びにするということができていません。
若手スタッフのレジリエンスを鍛えながら、経験(失敗)から学ぶサイクルを構築する方法をご紹介します。
2.若手スタッフのレジリエンスを身に付ける-落ち込み方の特徴4タイプ-
同じことが起こっても、あっけらかんとしている人もいれば、何カ月も引きずって落ち込んでしまう人もいます。
レジリエンスで大切なことは、落ち込んではいけないといっているわけではありません。ただ、何でもネガティブに捉えて「こんな自分はダメなんだ」と自己否定してしまっては成長には繋がりません。また、自分の失敗を「仕方ないよね」とポジティブに捉えすぎて反省しないことも違います。
3.若手スタッフのレジリエンスタイプを活かした「経験学習サイクル」
レジリエンスタイプにあわせた「経験学習サイクル」をご紹介します。
経験学習サイクルとは、経験(失敗)から学びを得るための4つのプロセス(経験→内省→教訓→実践)のことです。自らの経験(失敗)から気づき、行動を改善していくことは、突発的なことが多く柔軟な対応が求められる介護現場では必要なスキルです。
4.若手スタッフの育成に苦労している介護リーダーへのアドバイス
介護現場の指導者の方々とお話をさせていただくと、「若手スタッフが何を考えているのかわからない」というお声が圧倒的です。また、少し注意するとメンタル不調を訴えるスタッフがいたり、注意や指導するにも気をつかわれているのではないでしょうか?
レジリエンスは、ストレス社会やコロナ禍など、環境が大きく変わる現代においてとても重要な能力のひとつです。失敗しないように関わるのではなく、失敗から学び成長するレジリエンスを身につける一助となれば幸いです。