『個人情報を守る認識が低いスタッフへの対応』〜ご利用者の個人情報をペラペラ話すスタッフ〜
【事例】デイサービスセンターのスタッフのWさんは、社交的な性格でWさんが事務所に居ると皆が自然と笑顔になるチームのムードメーカー的な存在です。ですが、おしゃべりが過ぎるところが日頃からあります。先日も職場のスタッフHさんを誘い、居酒屋で夕食を食べていた時のこと、Wさんが「火曜日に来ている3丁目の○○さん宅だけどね、昨日いきなりケアマネがきて○○さんに機能訓練をしてもらうために他のディサービスに週1回行っていただくことになったから、次週からうちのサービスは週2回でいいって言うのよ!そのこと事前にケアマネから相談とかあった?それっておかしくない?あのケアマネ、勝手に決めちゃって、一番理解していうる担当のHさんの意見も聞かないって、どういうことよ!そう言えば、同じケアマネが担当している2丁目の△△さんとこも、シャワーベンチを購入したから、デイでの入浴は要らないって急に言ってきたわよね!△△さんがシャワーベンチを使うと思う?買ったはいいけど、きっと使わないままになっちゃうわよ!」、Hさん「Wさん、声が大きいですよ」、Wさん「今は勤務時間外で、ここは居酒屋なんだから関係ないわよ!」とお酒の席は無礼講だと言い張るのでした。
こういうスタッフは困ったことにどこにでもいるのではないでしょうか。職場のことは顔の広い私が何でも知っていますと言いたいのでしょうが、介護現場で働く私たちには、守秘義務が定められています。個人情報保護について自覚のないスタッフへの対処法・解決策をお伝えしています!