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TKC医業経営情報5月号『コロナ禍で疲弊する医療・介護現場に必要なレジリエンス思考』

2021/04/26
TKC医業経営情報5月号『コロナ禍で疲弊する医療・介護現場に必要なレジリエンス思考』


落ち込んでしまう構造を『①知る』

 

先が見えない混沌とした今だからこそ、 “しなやかに適応するレジリエンス”がスタッフ育成に求められています。レジリエンス思考を身に付けるためにおさえておきたいポイントは、「①知る」「②許す」「③信頼する」の3つです。

 

まずは、人が落ち込んでしまう構造を「知る」必要があります。なぜなら、当たり前ですが理解できていないことは対処できないからです。落ち込む構造を理解して初めて対処できます。理解できていない状態では対処しようという思いにもなりませんし、対処できるとも思いもしないはずです。

 

たとえば、あなたが「新入社員が何回教えても同じ失敗をする」ことで毎日イライラしているのを職場ではグッとおさえて、帰宅後ホッとした途端に落ち込むといったことが繰り返されている。このような状況では、誰でも疲弊すると思いますが、あなたは、なぜ落ち込むのでしょうか?新入社員の覚えが悪いからでしょうか?新入社員が失敗を繰り返すからでしょうか?実は、新入社員が原因ではありません。新入社員の失敗によって、あなたが自分で自分に被せたイメージ(思い込み)によって落ち込むのです。つまり、何か出来事が起こったとき、あなたが他者からどう思われていると思い込んだのかなのです。

 

実は、人は他者から傷つけられることはありません。他者からの刺激によって落ち込むことはないのです。自分がどんなフィルター(価値観・イメージ)でどう捉えているのかを知ることから始めてください。

 

今後しばらくは、新型コロナウィルスと共存していく生活が続くと予測されます。コロナ禍のように、誰も経験したことのない不測の事態に対して、迅速な判断や柔軟な発想が必要とするときこそ、しなやかに再起するレジリエンスが必要なのです。


4〜6月号とレジリエンス思考を身に付けるためのポイントをお伝えしています。手に取っていただけますと幸いです。

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