人間関係を楽にする「少し苦手な人」とのかかわり方
少し苦手なあの人との関わりが楽になったエピソード
私の苦手な人は現場の介護スタッフや他のケアマネからは、「机上でしかケアプラン作成してないくせに偉そう」と陰口をたたかれている人でしたが、上司からは気に入られている。一方で私はというと、何でも言いたい放題で上司からは疎まれているけど、現場の介護スタッフや同僚のケアマネには懇意にされているケアマネでした。彼女と私は真逆のタイプだったのです。
その頃、プライベートで学んでいたコーチングや心理学のセミナーで、『苦手な相手は自分の鏡』、『自分と同じ資質があるから嫌悪する』、『自分で認められてないものを表現している相手だからこそ反応(怒る)する』などを学びました。「あんな性格の悪い人と私が同じなんて有り得ない!」と到底受け入れられません。「相手は上司から好かれていて、私とは真逆だし!」とその学びには反発しました。『苦手な相手は自分の鏡』という考えが全く理解できなかったのです。